ミニマリスト日和

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ミニマリスト日和

夫婦でミニマリスト。スッキリだけど落ち着く部屋を目指して。

写真を見るように歌を読む。俳句と短歌を脳内再生する楽しみを知る。

飛ぶ教室 44号 2016年冬 (金原瑞人編集号 えっ、詩? いや、短歌! それとも俳句?) を買いました。

 

ブログ バンビのあくびのえこさんが紹介していて、

あまりに素敵な記事だったので、amazonでぽちった。

bambi-eco1020.hatenablog.com

 

何が俳句で何が短歌かもわからない人間だけど、

人の撮った銀塩写真を見るような気持ちで、ひとつひとつ読んだ。

https://www.instagram.com/p/BCfL7MZJHcr/

飛ぶ教室を読みました。instagram@ofumi_3

詩を読むのと写真を見るのは似ている

写真を見るのが好きです。

とくに銀塩写真。

その時の空気がそのまま閉じ込められてる感じがするのが好きです。

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これは昨年の3月に伊豆に旅行した時に撮ったもの。

note.mu

 

その場所に居たんじゃないかと錯覚するような感覚になる。

それを楽しんでいるのだと思います。

 

短歌や俳句も、それと同じように読みました。 

 

その詩を読むと、はっと情景が目に浮かぶ。

自分の記憶の映像が再生されたりする。

 

そういう映像的な歌を見つけては、その歌にピンクの水彩ペンでラインをひきました。

たくさんたくさん並んだ文字の中から、急に映像が浮かぶ歌を見つけるのは、

宝探しをするようでわくわくする。

 

写真を見るのと詩を読むのは似ているなと思いました。

自分はそんなふうに読みました。

人によってどんなふうに楽しむのかって違うんだろうな。

 

水彩ペンでラインをひいた歌

微笑んで十一月をほめる人椅子の背に薄日が射していて 

服部真里子さんの短歌。

高校時代に放課後に椅子に座っていた時の映像そのものを思い出すようで、

没入するような歌が好きなようです。

 

自己紹介の順番が近づいてくる

 

せきしろさんの自由律俳句。

小学生低学年の椅子に座っている4月の春の日にいきなりタイムスリップするような。

というか、映像の思い出ってふとした瞬間にしっかりと再生されて、

普段は引き出さないだけで忘れてないんだな、脳の中にちゃんとしまわれてるんだなぁ。

やるじゃん脳。という気分になる。

 

やあ風のデッサンをする廊下ではそんなあとがきなんて書くのか

 

藤本玲未さんの短歌。

さわやかな風が吹き抜けてカーテンが揺れるのが見えそうな、

いや廊下だからカーテンはないか。

廊下に出した美術室の四角い木の椅子まで目に浮かぶ。

 

君の見る夢んなかにもわしはいてブルーベル咲く森をゆく傘

 

吉岡太朗さんの短歌。

萩尾望都さんのポーの一族を読んでいたらその中にふっとあわられそうな一文だなという印象を持って、ぐぐぐ・・・と引き込まれた。

 

素敵な歌を読んで脳内で映像や写真を再生する、という楽しみを知りました。

 

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