ミニマリスト日和

ミニマリスト日和

夫婦でミニマリスト。スッキリだけど落ち着く部屋を目指して。

「できない」を「できる」に変えていくことは、人生を楽しむための土台づくりみたいなもの。『魔法の家事ノート』(三條凛花さん著)を読んで。

「できない」ことを「できる」に変えていく

ブログ「365日のとっておき家事」で、家事をうまく回すためのアイデアを次々と紹介してくれる凛花さんの文章がとても好きなので、初の著書『時間が貯まる 魔法の家事ノート』を読んだ。

 

https://www.instagram.com/p/BSdTRfwBI0E/

instagram@ofumi_3

夫に呆れられるほど家事ができなかった凛花さんが一念発起し、ノートを活用して家事をうまく回すシステムを構築していく。魔法の家事ノートの作り方を紹介する一冊である。

 

「わからない」ことがあると、その都度じっくり考えたり、調べたり、探したり、迷ったり。そういうムダな時間が生まれます。そしてそれこそが、家事を面倒なものだと感じさせているのではないでしょうか。

家事における「わからない」は2つ。

1.今日やるべき家事がわからない

2.家事をするために必要な情報(献立、いつも買っている定番品、ごみの捨て方など)がわからない

つまり、「わからない」からあと回しにしてしまうのです。裏を返せば、これらを解消できれば家事の悩みがぐっと減るはず。それなら、家じゅうの「わからない」をまとめてみよう。そんな風に作り上げた『家事ノート』は大成功!家事にかかる時間と労力を大幅に減らすことができたのです。

時間が貯まる 魔法の家事ノート』p12より

 

今日何をしていいかわからない。それが理由で動き出せずに立ちすくんでしまうことって多い。

特に料理。今日何を作っていいかがわからなくて作業に取りかかれない。

「わからない」を一つ一つ潰して「わかる」にしていけば、苦手で億劫で巨大な敵に思えた家事も、気づけば楽しくて当たり前にできることに変わっていく。

それは家事に限らず当てはまることだと思う。

なので、どんな人にオススメか?と尋ねられたら、男女問わず一人暮らしをする学生や社会人、働きながら家事をこなす夫や妻だけでなく、「今日何をするか」を自分で考えて行動するすべての人におすすめしたいと思う。

  

毎日自炊したいのにできない私にとって、わからないことってなんだろう?

私は毎日ささっと自炊する、ということができない。

夫が帰ってくるまでの時間にさっと作ればいいのだけれど、ついついブログを書いたり本を読んだりワードを立ち上げて文章を書いたりしてしまう。

夫が帰宅してから席を立ってしぶしぶ料理し始める、という感じ。

 

週に4日は自炊していて、1日は夫が料理する、残りの2日は外食という感じ。

でもできる限り手料理を食べたいという欲求がある。

惣菜は極力使いたくないという思いがあって、それでもお腹が減れば減るほど料理するのが面倒になって結局外食してしまう、ということが往々にして起こる。

 

これは、「料理以外の家事はほぼすべて朝にやっているのに、料理だけは夕方にやっている」というタイムスケジュールの影響もあるかもしれない。

朝はやれるのだ、結構なんでも。

仕事から帰ってきた夜だと腰が重くて全く手をつけられないこと、

例えば毎日の床の掃除、毎日のトイレ掃除、食器の洗い物、植物に水をやる、洗濯物をたたむということも、

朝日を浴びながらなら幸せな気持ちで当たり前にできる。

全く同じ作業なのに、仕事から帰ってきた夕方にはできないのだ。

「やるべきこと」は朝しかできない。

「やりたいこと」なら夜もできる。

これが自分の特性なのだと最近気づいた。

こういう特性を持った自分が、毎日ささっと料理する…具体的には週に6日料理する習慣を身につけるにはどうすればいいのだろう?

 

この本にこんな文章が綴られている。

家事そのものが上達したわけでないけれど、試行錯誤を経て、少しずつ暮らしをうまく回すシステムが確立できた。

この体験はもしかすると、私と同じように悩む人に役立つのではないだろうか、それならこれを綴ろうとブログを始めることにしました。

時間が貯まる 魔法の家事ノート』p6より

 

自炊する、ということをうまく回すシステムを構築したい。

そのためにこの本の力を頼って、ノートを作って、試行錯誤してみようと思った。

 

収納グッズやテクニックに頼るのではなく、収納を始める前に家じゅうにあるすべてのものと向き合い、きちんと整理していく。このステップは、便利な収納術ばかり検索していた私にとって目からうろこでした。

このやり方を応用すると、家事の失敗を分析できました。

最初から便利グッズや時短テクニックに頼っていては失敗する。まず、すべての家事と向き合うことが大事だったのです。

 時間が貯まる 魔法の家事ノート』p8より

 

なるほど確かにその通りで、

私も押入れの片づけをしているとついつい「もっと便利な収納グッズを追加すれば整理できるのでは?」

なんて、収納用品を足し算することを真っ先に考えてしまいがちだった。

しかし夫は引き算を真っ先に提案してくれるタイプで、

「何かを買うのは最後にして、まずはあるものを入れ替えたりしてやってみよう。」

それもそうだなと思って、要・不要を分けていくうちにものが減って、何も足し算しなくても押入れの片づけが完了している、そんなことが何度もあった。

 

片付けに限らず、あらゆる家事に応用できるのだろうと思う。

今システムを構築したいと思っている「料理」にも当てはめられるだろう。

 

毎日さっと短い時間で自炊をしたいから、あの家電もこの家電も欲しい。という風に何かを買おうとする前に、その家事に向き合うことから始めよう。

 

なぜ?なぜ?と原因追求の質問を続けてみよう

自炊ができないのはなぜ?仕事が終わってから椅子に座ると、もう立ち上がりたくなくなってしまう。

なら料理をするタイミングを考え直してみては?

椅子10分仮眠してから料理するとか、夫が帰ってきてから二人でキッチンに立つとか、朝出社する前に下ごしらをしてから家を出るとか。

そもそも料理の品数を減らすとか、もしかしたら一汁一菜でもいいのかもとか、一品は惣菜を使うとか、週に一回は外食日を設定しようとか。

 

問題点の把握

食材を腐らせてしまう

それは→冷蔵庫に残ったもので瞬時にメニューを組み立てられないから

それは→自分の定番メニューを把握していないから

→定番メニュー(過去4回以上作ったことのあるメニュー)を書き出してみてはどうか?

 

 

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p88,89の「毎日ごはんのヒント集」は圧巻だ。

凛花さんの作った朝食、昼食、夕食のメニューリスト、これを眺めれば毎日の献立作りの悩みから解放されそうだ。

これ、早速やってみよう。

 

料理に時間がかかる

→献立を決めるのに時間がかかるから

→毎回レシピを検索していて、作り方を覚えているメニューがほとんどないから

→レシピを見なくても作れるくらいのメニューなら、料理するのも億劫でないのでは?

→週に1個ずつ「レシピを覚える」というのはどう?

 

夕方は疲れていてやりたいことしかできない

→家に帰ってきたところで、ひと休憩はさむのはどうか?

帰ってきて着替えたらヨガをする。

そのあと床で横になって15分眠る。

これでシャキッと目覚められたら夜の時間も有効的に使えるかもしれない。

うまく起きる仕組みを考えるべし。ミルクたっぷりのカフェオレを飲んだあとに横になるとか、起きたら一番に自分の好きなことをやってもいいことにするとか、起きやすい仕組みをつくろう。

うまく自分をコントロールするには、自分にとっての「ご褒美」が何なのかを把握しておくことも大事になってくるな。

なんだろう、アニメを1話だけ観るとか?

区切りが良いご褒美を見つけておきたい。

 

「できない」を「できる」に変えていくことは、人生を楽しむための土台づくりみたいなもの

「システムを考えてみようとする姿勢」が、家事とうまく付き合う秘訣なのではないか、と気づいた。

 

便利グッズをいきなり検討するのではなく、まずは根本から向き合う。

今作れるメニューだとか思いつく献立など、とにかく書き出して整理する。

システムを構築するために力を尽くす。

家事に限らず、あらゆることに生かせる方法だと思う。

 

そうだ、そういえばほんの2年前までは片付けもできなかったんだ。

部屋の掃除もままならなかった。

それでも、一つ一つのものと向き合って、片付けの仕方について考えて、掃除のタイミングについて検討して、今の生活システムを構築したんだ。

そこに到達するまでに少し時間がかかったとしても、手に入れた快適性は代えがたいものがある。もう手放したくない。

mount-hayashi.hatenablog.com

 

人生を楽しみたい。味わい尽くしたいって思う。

だからこそ、日常の生活はストレスなく回していきたいなと思う。

「できない」を「できる」に変えていくことは、人生を楽しむための土台づくりみたいなものだ。

暮らしの見直し

 

最後に凛花さんの言葉を引用する。

家事は才能じゃない。

やり方を変えればできるようになる。暮らしやすくなる。

時間が貯まる 魔法の家事ノート』より

 

料理だけでなく、ごみの出し方、曜日ごと・1週間ごとに家事を振り分ける、収納マップを作成して家族みんなにものの在り処を把握してもら、衣類ログを作って持ち物と好みを把握する…など、目から鱗の細やかなアイデアがたくさん紹介されていて情報量がどっしり。

「できない」ことを当たり前に「できる」に変えて、人生を楽しみたい人に贈りたい一冊。

 

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